05 May 2026

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【活動報告】伝塾勉強会に登壇しました—英語が拓く、産業医のキャリア

2026年4月22日、若手産業医の育成を目的とした勉強会「伝塾」にて、HEI-J代表理事の垣本啓介が登壇しました。

当日の様子

約30名の産業医の方々にお集まりいただき、「英語が拓く、産業医のキャリア—コンプレックスと距離を置く英語学習法」と題した講演を行いました。

参加者の皆さんはとても熱心で、終始和やかな雰囲気のなか、英語学習に関する率直な悩みや疑問が飛び交いました。

講演のポイント

今回の講演では、「英語が苦手でも、今の時代は十分に戦える」というメッセージをお伝えすることに重点を置きました。

AIを使えば、Reading・Writingの壁はほぼ取り除ける

論文の翻訳や英文メールの作成は、AIツールを上手に活用することで対応できます。プロンプトの組み立て方(役割・目的・作業の3段構成)など、産業医業務にすぐ使える具体的な方法もご紹介しました。

「やさしい日本語」は英語の代替戦略になる

英語を使わなくても、「やさしい日本語」で話しかけることで、非英語圏出身の外国籍労働者に届くコミュニケーションが実現できます。多様な背景を持つ労働者の支援において、英語力だけがゴールではないことをお伝えしました。それと同時に英語だけではなく、わかりやすく産業保健の専門用語を説明できるようになることの難しさと重要性をロールプレイ方式で学習しました。

目的から逆算した英語学習が継続につながる

「英語ができるようになりたい」という漠然とした目標ではなく、何のための英語かを先に定義することが、効果的な学習の出発点です。オンライン英会話の賢い使い方やSNSやAIを使った学習方法など、日常の隙間時間で出来る工夫をお伝えしました。

活発な質疑応答

講演後は、英語学習の具体的な方法にとどまらず、グローバル企業でのキャリア形成や海外大学院への留学など、幅広いテーマで活発な質疑応答が行われました。参加者の皆さんの探究心と熱量に、登壇者として大変刺激を受けました。

おわりに

HEI-Jは、外国籍労働者をはじめ、LGBTQ+の方々や障害を抱える方など、日本で働くさまざまなマイノリティ性を持つ人たちが、安心して働ける環境づくりを支援しています。産業保健の現場でこうした方々に寄り添える医療職を増やしていくことが、私たちの活動の根幹です。

今回の伝塾への登壇もその一環として、産業医の皆さんと「誰も取り残さない職場」について考える機会となりました。引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

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