GI学会2025@お茶の水女子大学に参加しました
GI(性別不合)学会第26回学術大会が2025年3月15-16日にお茶の水女子大学で行われ、参加しました。医療職、研究者だけでなく当事者の方々の参加も多く、会場は満員でした。学術的な側面はもちろんのこと、現場で当事者の方々が悩まれている法律的な課題や倫理的な課題についても取り扱われました。
特に印象に残ったのは、トランスヘイトへの対応のシンポジウムです。ファクトチェック講座の紹介をされていました(講座は無料でyoutubeで視聴することができます)。デマは真実より6倍拡散しやすいと言われています。昨今もよくSNSなどで情報を見聞きしますが我々1人1人が情報に対するリテラシーを身につける必要があると感じました。また当事者の方がヘイトを受けた時は一人で抱え込むのではなく、団結して対応することが重要であると学びました。
より実務に直結し、鮮明にイメージができるテーマが多かったと思います。この情勢が変わりやすい時代の中でも、淡々と自分がやるべきことをやっていく必要があると感じました。
(文章)中澤祥子