「産業精神保健」にニューロダイバーシティに関する論考が掲載されました。
いつも弊団体の活動を温かく見守っていただき、心より感謝申し上げます。
この度、弊団体の代表理事である垣本啓介が執筆した論考が、日本産業精神保健学会の発行する学術誌「産業精神保健」第34巻1号に掲載されました 。
今回の論考のテーマは「産業保健の視点でニューロダイバーシティ・インクルージョンを推進するために」です 。
昨年登壇した産業精神保健学会でのシンポジウムでの発表内容をもとに執筆したものです。
昨今、人手不足が深刻化する中で、多様な強みを持つ方々が自分らしく活躍できる場をつくることは、社会全体で取り組むべき大切な課題となっています 。本稿では、発達特性を「障がい」としてだけでなく、その人ならではの「個性」として捉えるニューロダイバーシティ(神経多様性)の視点について、実務的な知見を交えて考察しています 。
論考の中では、以下のような一歩踏み込んだ内容に触れています。
・心理的安全性を守り、お互いをケアし合える職場文化をどう育むか
・「できないこと」への配慮だけでなく、どうすればより良いパフォーマンスを発揮できるかという前向きな視点
・「障がい」というカテゴリが果たしてきた役割や歴史的背景も尊重しつつ、一人ひとりの個性に寄り添うという新しい考え方の両立
弊団体が日々の活動で大切にしている「誰もが自分らしさを愛せる社会」の実現に向け、学術的な側面からも一歩ずつ実践を積み重ねていきたいと考えております。
こちらの論文は、学術情報プラットフォーム「J-STAGE」にて公開されており、どなたでも無料で閲覧・ダウンロードいただけます。
掲載先URL(PDF形式)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjomh/34/1/34_84/_pdf/-char/ja
現場で支援に携わる方や、多様な人々を大切にした社会のあり方に関心をお持ちの皆様に、ぜひお手に取っていただければ幸いです。
これからも実践と発信の両輪を大切にしながら、より良い社会づくりに励んでまいります。
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